本編、DLCクリアを前提としたネタバレもへったくれも考慮してない駄文なので、未クリア民は見ちゃダメよ
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◯黒い霧とは結局何だ?
個人的な考えとして。
前提。3の作中でも語られましたが、1の世界と2の世界は相反する性質を持っており、これらがガッチンコすると光になって消滅します。
これはおそらくそれぞれの世界のエーテルが相反する性質を持っているからではないか?というのを仮定しての考察です。
理由はゼノブレイドDE、繋がる未来のシナリオから。
つながる未来は1の後日談で、倒すべき存在として霧の王というモンスターがいます。
コイツはアカモートに突如現れた謎の亀裂から黒い霧を纏って現れた謎の存在で、ダメージを与える事ができないんです。
ですがコイツはエーテルの濃度を上げると倒す事ができて、謎の亀裂も高濃度のエーテルを持つテレシアが特攻する事で塞がり、つながる未来のストーリーはここで終わります。
これ、相反するエーテル同士をぶつけて意図的に消滅現象を起こしていたと考えると納得がいくんですよね。そもそも霧の王自体が2のデビルキンググルドゥにそっくりなので、別世界からの訪問者だったと考えると余計に。
簡易的にまとめると
「違う世界のエーテルがぶつかり合うと黒い霧が発生して消滅現象が起きる」
という事なのでしょう。あくまで仮説ですけど。
この説なら3の世界でエーテルが豊富な場所は黒い霧が多いというのも納得がいきます。
フィールドを探索すると
・設定上エーテルが豊富なコロニーラムダ周辺
・エーテル採掘場があるケヴェスキャッスル周辺
・エルティア海(前身であるエルト海ではエーテルの生産を行っていた)
など、確かにエーテルに関連ありそうな場所で黒い霧は多く確認できます。
ケヴェスキャッスル周辺は黒い霧が異様に多いにも関わらず消滅現象が起きていませんが、これはキャッスル内にあったモナドR・EX改のエーテル場形成能力が関与しているとするなら納得がいきますし、同じく天空の砦の周囲の大量の黒い霧も心臓部にいたハナがエーテル炉を利用して発生させていたとすれば筋は通ります。
3本編にてインタリンクしたディーとジェイとの決戦ではヨランが力の供給を増やした事で消滅現象が加速しました。
彼らとの決戦の場は天空の砦。
ヨランはケヴェスサイド。
「力」=「エーテル」だと仮定するなら辻褄は合います。
ニアとメリアが世界が交わると消滅することを知っていた点も、つながる未来で起こった融合の予兆である亀裂を高濃度エーテルで塞いだ(消滅させた)という経験から導き出されたのではないかと。
本来は黒い霧を発生させながら消滅現象がほぼ同時に起きるんでしょうけど、3の世界は2つの世界がぶつかって消滅する瞬間に時間が停止しています。ですが消滅現象自体はゆっくり行われているとされているので、アイオニオンでは黒い霧が発生している所はいつ消滅現象が起きてもおかしくはない、という状況なのでしょう
◯なんで黒い霧が出てるとメビウスが見えなくなるの?
上で触れたが黒い霧=消滅現象と考えます。
メビウス自体が消滅したくないという意思から生まれたものなら、消滅そのものである黒い霧から本質的に目を背けたくなるんじゃないか?という浅い考え。
あくまでも仮説。後で詳細が判明したらしれっと記事内容も変わるし、恥ずかしくて消すかもしれん
◯魔剣ラッキーセブンとはなんだ!
本編では
『その昔七人のノポンの刀匠が七年の歳月をかけて七つの白鋼から打ち出した』
と言われており、リクがシショーから受け継いだものと話していました。
リクのシショーはメリアだというのは新たなる未来で明かされました。あとラッキーセブンの名付け親もメリアと旅をしていたリクの父だという事も判明。これはまぁリキでしょう。
剣の中にはメリアが大切に思っている人物が宿っている、とも語られています。これは誰なのかって話になると思うんですけど、これはリベレイター以外の人はオリジンと同化したという話がありますので、つまりはそういう事なのでしょう。
(2024/4/1追記)
オフィシャルアートワークでの追加情報により、ラッキーセブンにはフィオルンが入っている事が判明しました。
シュルクやレックスのように肉体を持ってアイオニオンに表れる人もいれば、モノとして現れる人もいるとの事。なんやそれ!
でもこれで腑に落ちるんですよね。メリアが大切に思ってる人物=フィオルン。なんという事でしょう。
恋敵だったのに踏ん切りつけて、後腐れもなく大切に思っている。なんと慈悲深いんだもメリアちゃん…
ラッキーセブンがオリジンの欠片から生み出されたのは七つの白鋼(オリジンの破片はゲーム中でも全部で7種類)という点とゼットの独白から確定です。つまり魔剣ラッキーセブンとはシンプルに
『オリジンの欠片で作られためっちゃ斬れる剣』
という事。大事なのはその鞘の部分である終の剣です。
オリジンのコアにウーシアが使われたというならウーシアの剣と捉える事もできる…のかな
◯終の(拳)剣ってなんだ
新たなる未来の終盤、マシューがブレイド(終の拳)を展開させた所碧玉色で特徴ある形のコアクリスタルが伺えた事から、プネウマパワー抜群のブレイドという事になります。
エヌの終の剣もおそらくは鞘の部分が本体で、わざとらしく紫色の光を放っています。これも新たなる未来の終盤でレックスが「″あいつら″だったら喜んで協力してくれるはずだぜ?」と言った後にエヌとマシューの方を見るという演出があったので、おそらくロゴスが関係しているのでしょう。あの場でNが見逃されてるのもそれが要因だとすれば納得はいきます。
ロゴスのコアクリスタルは2の最後で消滅したんじゃ?と思う人もいるかもですが、コアクリスタル自体はどうにでもなるんじゃないかなと筆者は思います。カギロイの胸にプネウマクリスタルがフツーにあるし、ウーシアのコアクリスタルなんてシュルクに拾わせてオリジンのコアにしたりエイのイヤリングだったりナエルがおもくそ付けてたりとバーゲンセール状態です。
ロゴスのデータ自体は2のED時に回収しているっぽいので、ロゴス自体が存在していても問題は無いと思います。
なんでエヌがロゴス持ってんねんとかなんでノアが終の拳持ってるの?というギモンについてはトリニティプロセッサー自体が特定の人に拾わせるといった事はウーシアからシュルク、アルファからナエルのような実歴があるので、おそらくそのような経緯があったとしか推測ができません。
ロゴスに至っては2で愛する女性を失い心を病んでいたシンに寄り添った過去歴があります。ミオを失い続けるいつぞやのノアの前にパッとポップしたのかも…。
本編中でもゼットさんが何故あの男の手に渡ったのか。神の意思が介在しているみたいな事いってましたし。神=アルファ(ウーシア)みたいな感覚ならロゴスだって神様みたいなもんでしょう。
これらを踏まえると本編終盤にエヌはノアと一体化したワケですが、この時点でプネウマとロゴス、ウーシア?の力が集結した事になります。トリニティプロセッサパワー全開です。そりゃゼット勝てねぇよ
◯ウロボロスって結局なんなのさ
作中の描写から汲み取ると
・ウロボロス化に必要なウロボロスストーンはニアのコアクリスタルとオリジンの欠片が融合する事によって生まれた。これを用いてウロボロス化する事ができるが、これだけでは不可。
・ケヴェス側、アグクス側の人が合体してでっかい巨人になる
・すごいパワーはアグクスとケヴェスが一つになる事によって生まれる消滅現象のパワーを利用したもの。タイムリミットを過ぎると消滅現象が加速して消滅する
だいたいこんなかんじ。作中でエックスが『私達(メビウス)が与えた』って言ってますが、これは新たなる未来の終盤エヌの誘導により初のウロボロス化に成功した事によるものと思われます
さてここで一考。ウロボロスですが、実はゼノブレイド2のブレイドと共通点が非常に多いんです。
・四肢が欠損してもコアが破壊されない限り再生可能(コア=ドライバーと考える)
・自分以外のブレイド(武器)が精製可能になる
・ウロボロスアーツの名前で過去作から流用されている名前のものは全てゼノブレイド2のもの
・エルティア海の邪念の空洞ではウロボロス化できないが、邪念の空洞は2でブレイドパワーが使えなかったエルピス霊堂の一部を持つ
など状況証拠は揃いまくっています。
「2のブレイドはトリニティプロセッサーであるプネウマ、ロゴスから生まれ、同調した生命体の情報などを記録。ブレイドがコアクリスタルに戻るとその情報をフィードバックし新たな進化コードを形成し、コアクリスタルへ送り返す」
というシステムでした。要はプネウマとロゴスによってもたらされているシステムなんですよ。(これは2の世界でクラウスが追加したものなので、ウーシアにはこの機能は無いハズ)
実はトリニティプロセッサーを原点としたブレイドシステムを使った亜種的なものなのでは?という考察です。
◯ノア=フェイ(アベル)?
ノアは交わりの日に一人だけ2の世界を認識していました。これはアベルが接触者となったことに相当しているのでは?
ノアはアイオニオンにて世代を通して同じ姿、同じ運命を辿る者として生まれます。
フェイもゼノギアスの舞台である惑星にて、世代を通して同じ姿、同じ運命を巡ります。
2人に共通する事は過去の自分は全て愛する女性を失うという点、ゲーム本編でそれをひっくり返すという点と、過去の自分が敵という点です。(フェイとグラーフ、ノアとエヌ)
問題:ギアスのアベルはゾハルに降りてしまった波動存在に接触し接触者となりました。ゼノブレイド時系列は2の最後でゲート(ゾハル)が消失しているので、ノアが接触者になる事はありえないという事になります。
ノアは何に触れたのか
どうもうまいこと纏まりませんが、ここで一つ真逆の発想があります。
実は接触者に当たるのはミオなのではないか説
上の考察だとスッキリしなかったんですけど、これならスッキリするんですよ。
別に接触するのが波動存在でなくとも超常的でパワーの根源的なナニカ(トリニティプロセッサー)でもいいワケですし。
オリジンの役割は思いっきりノアの方舟なんですよね。だからミオが接触者で、ノアがオリジン(トリニティプロセッサー)が生み出した対存在みたいなものなのではないかな、と。
オリジンに万が一の事があった時の裁定者みたいな存在なのかもしれません。
こう考えると本編EDでノアがトリニティプロセッサー全部入りの剣を投げ捨てたのにも、アグヌスの笛の音と共にノアが消え去ったのにもノア自身が役割を終えたからという事で辻褄は合ってきちゃいます。(その場合すげぇ救いようのないENDになりますが)
だとしたらOPやEDの子供時代のノアとランラン達はなんなんだよって話になるんですけど、あの空間違和感しかないんですよ。
場所はおそらくアカモートだと思うんですけど、ハイエンターやマシーナみたいな多種族がまっったくいないんですよ(ノポンはいたが)。
これ、ノアがオリジンから生み出された存在だというなら場所自体はオリジンが生み出した仮想空間なのではないか?と。
融合の日が近いのにオリジンの半分もまったく見えませんし。
ちょいとメタな話にもなりますが、使われている3Dモデルがシティーの人々なんですよ。
オリジン(ウーシア)が必要としていたのはシティーの人々だったので、オリジンが生み出した仮想空間なら旧人類がまったく居ないのはあり得ない話ではないなと。シティーの新人類も未来視で見えていたでしょうし。
アルファが活動し出したのはアイオニオンができてケヴェスとアグヌスが戦争してからじゃね?と思うでしょうけど、アイオニオン創立前から霧の獣でちょっかいを出して来ていたこと(ゼノブレイドDE、繋がる未来)からザンザ討伐1年後には既にアルファとして現人類の抹消活動をしていた事になります。
あとノアがそういった経緯で生まれたとなると、プネウマやロゴスに関係があるのも妙に納得がいきませんか?
ただアグヌス側の視点が何もないのと、ミオがどうやって接触者になったのかが謎のままになります。
トリニティプロセッサーとの直接の関わりが強かったレックスの娘疑惑があるミオなので、オリジン建造の際にウーシアロゴスプネウマと接触があったのか?
(内部データに小さいミオのデータがあったらしいのですが、これが何を意味するのか…)